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MiniDVテープに潜む落とし穴

逢川です。
ここ最近ギルドの公演を撮影しているのはSONYのVX-2100です。第9回の頃に衝動買いしたものですが、重宝しています。最低被写体照度が3ルクスというのが公演撮影で非常に便利です。
とは言っても、一般家庭向きではありませんし、かといってギルドはそれほど頻繁に公演を行うわけではありませんので、知り合いの劇団に貸したりすることが多かったりします。
さてそこから上がって来た情報です。
撮影した公演の後半、「音飛びがする」というのです。
過去にギルドで撮影した公演ではそう言った事象は起きていませんし、貸し出し先からこのような話を聞いたのも初めてのことです。
原因が不明なため、ネットで調べてみました。すると、LPモード(VHSでいえば3倍モード)で録画するとそう言った事象が発生する可能性がある、とのことでした。
大体の小劇場の公演は1時間30分から2時間程度。
VX-2100はミニDVテープを使用しますから、1時間30分の公演でも、LPモードでなければ撮影し切れません。
一般に販売されているのが60分テープです。LPモードだと1.5倍の時間撮影ができますから、90分撮影が可能になります。
最長のテープが80分ですから、最長でも1.5倍の120分が限界と言うことになります。
さてこのLPモードと言うのが曲者で、音飛びの原因をネットで調べるとどうやらテープとカメラの相性が問題だったり、デッキを変えるといきなり互換性が欠落したりするそうです。
不具合を避けるには「SP」モード(標準モード)にする必要があるそうですが・・・途中テープ交換をする必要があったりするので面倒なところです。
一応編集用に「DSR-25」というやっぱりソニー製のスタンダードDV-ミニDV両方OKの録再機があるのですが、これと接続しないと信用度が落ちるって言うのもどんなものなんでしょう・・・
そのうち編集できないから真っ青になることもあるのでしょうか・・・ちょっと戦々恐々気味です。