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管理業務再開

昨日より管理人業務を再開しました。
現在HP更新作業中です。
DVD販売は今しばらくお待ちください

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
本年2009年も江戸川アドリブギルドをどうぞよろしくおねがいします。

管理人不在通知

管理人がホームページ管理PC前からしばらく姿を消します。メール等をお送りいただいても返信作業に遅延が生じる見込みです。あらかじめご了承ください。
なお、翌年の管理事務再開は1月11日を予定しております。
その際、懸案だった、第11回公演「不渡り会社は鬼ばっかり?~新会社法対応版~」のDVD販売を開始する予定です。
また、本年から過去上演の台本販売を検討しておりますので、この場で告知させていただきます。

…そんなわけで(どんなわけで?)

本年も大変お世話になりました。来年もなにとぞ変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いしたします。

HP管理人:逢川あおい

劇場版空の境界 1俯瞰風景

単館(なのか?)レイトショーのアニメ映画ですが、非常に面白い作品です。ただし、猟奇シーンがリアルな描写なので、その手の映像が苦手な方は避けた方が無難です。
【ストーリー】
「行こう、行こう、行こう、行こう――」

私はただ望んだだけ。
この窓の外の世界を。
彼に連れて行ってほしかっただけ。

それは、少女達の飛び降り自殺が相次いだ夏の終わりの物語。彼女たちは、突発的に廃墟と化したビルの屋上から空へと踊る。そして落下。待っているのは死。
学校も異なり、互いに交友関係もなく、一切の関係性と自殺の理由も見いだせぬまま不可解な自殺事件として報道されるなか、唯一、その関連を見いだした者がいた。
最高位の人形師で魔法使いになれなかった魔術師の蒼崎橙子、その人である。
むしろ、「理由がない」ことが共通点だ、と。
そして、浮遊と飛行の相違。

この連続自殺事件の捜査に乗り出したのは、万物の生の綻びこと死線を視る力「直死の魔眼」を持つ両儀式。
彼女には、この事件に関わらざるを得ない事情があった――。
望まぬまま得た力により、虚空に舞う少女たちの幽霊をその瞳に捕らえる式は果たして、なにを思うのか。

たとえば、それはともすれば同じ道を辿っていたかもしれない同胞への哀れみ、または同族嫌悪。
たとえば、それは大切な存在を危うくする者への敵意。
あるいは、実に明確な殺意。

そんなものがないまぜになったまま、式は痛ましい現場となったビルへと向かう……それが、幾重にも張り巡らされた罠への序章にすぎないことも知らずに。

第一の事件。第一の駒。その先に待っているのは無限螺旋。今、終焉に向けすべてが動きだす。
(公式ホームページ(http://www.karanokyoukai.com/)より引用)

【感想・・・壮大な物語への入口を感じさせます】
実は、小説を先に読みました。これが映画になると聞いて楽しみにしたのですが、レイトショー(しかも少数館)ということで、DVDになるのを待ちました。
やっぱり、映画館で見た方が良かったのでは…?と後悔させられる作品でした。
アクションシーンがきれいな作品は、やっぱり大画面で見たいものです。
この話は、連続飛び降り自殺から始まります。飛び降りた後の死体がリアル(とはいっても、本物には遠く及びませんが)に描写され、人によっては非常に嫌悪を覚える作品かと思います。まず先にそれを言っておかなければなりません。
ストーリーにもありますし、タイトルを見てもわかると思いますが、これは連続ものです。7部作になりますか。
とはいっても、これはこれで一つの事件が解決しています。
しかし、気になる伏線も大量に張られているのです。
「アサガミフジノの事件(敢えてカタカナにしています)」や、「あの人」というさりげないセリフがキーワードです。これが後に続いて行くのです。
ちなみにまだDVDは全巻揃っていませんし、実は7部構成の作品第6部が、現在(2008.12.20~)上映開始、という状態です。
全部揃ってから一気に見るのは少し疲れそうですが、おそらく見ると続きが気になるものだと思います。
ただし、この作品は謎解きではありません。犯人に関する情報は最後に提供されるので、誰のせいだ?と考えると面白くありません。が、人間模様を中心に鑑賞すると、面白いかと思います。

【評点…★★★★★(ただし-0.5)】元が小説なので、言葉遊びが面白い。
同じ意味がありそうな二つの単語に別々の意味(背景)を持たせたり、言葉が中心の作品です。しかし、最近のテレビにありそうなテロップの攻撃はなく、ちゃんとセリフの言い回しで思い浮かべるべき漢字がわかるようストーリーが練り上げられているところがさすがです。
ただ、連続ものの序章であるがために、この作品単体では意味不明な部分が多いのも事実で、作りとしては若干不親切なきらいはあります(もっとも、連続もの、と前提が打たれているので、そこは割り切れるものです)。
見る人によっては賛否が分かれそうですが、私はこういう作品が大好きなので、満点(単体作品としては4.5)をつけさせていただきました。

担当:逢川

深・失業日記~2009年霧中の旅~予告編

突然、勤務先が決まってから早6カ月。
担当していた3年生の授業&期末試験が終わった。
私がこの学校に通うことが出来るのも今日まで…。

今の職場は、入職早々、指導方法が気に入らないと親にねじ込まれた思い出深い学校でした。同僚の先生方の援助を受けながら、どうにかココまで勤めてきました。あとは、試験を返却して成績を提出するだけ…。
そこはかとない寂しさに襲われていますが、とりあえずは来年に向けて、また一枚一枚、履歴書を書き続けるしかないでしょう。

 皆さんの祈りも通じることなく、再び就職活動の日々が始まろうとしています。世間では今の不景気は100年に一度のものだといわれていますが、そんな中、不景気ブログが来年また復活します。では!

来年のギルドを考える会開催

「来年のギルドを考える会」が、ギルドメンバー全員出席の下、いつもの「うさぎ」で開催された。
いつものことながら、酒を飲みかわしつつネタづくり。話は盛り上がり、来年はいつ開催?という話も出た。
7月下旬ぐらいが狙い目、とのこと。
次回もサラリーマンシチュエーションコメディになる模様。
「そろそろ大規模劇場に進出する下地を作りたい」という野望も聞こえてきた。
ちょっと戦略的に動こう、という展望が見えてきた今回の会議であった。
文責:加藤

容疑者Xの献身

大人気らしいこの映画ですが、とりあえずピークを過ぎてから見に行きました。
【ストーリー】
発見された男性の死体は顔がつぶされ、指を焼かれていた。死因は絞殺。身元は富樫慎二(無職)であることが判明。貝塚北警察署の刑事・内海薫は捜査に乗り出す。富樫の別れた妻、花岡靖子のアリバイを確認していたある日、その隣人が湯川と同じ帝都大出身者であることを内海は知る。隣人の名は、石神哲哉。高校で数学教師をしている。物理学者・湯川学にとって「僕の知る限り、本物の天才」と評する男だ。
内海から事件の相談を受けた湯川は、天才的頭脳の持ち主故に、かつて唯一理解し合うことができた”親友”が事件のウラにいるのではないかと推理する…。
虚言、盲点、心理戦、ブラフ、様々なトリックが複雑に絡まった天才数学者が仕掛けた難問に「探偵ガリレオ」が挑む!
(公式ホームページ(http://yougisha-x.com/)より引用

【感想…面白いのだけれど、何かが足りない】
派手な宣伝活動が行われたせいもあるのでしょうが、思ったより面白みに欠けました。いや、面白いのですが、期待したものが大きくなりすぎていて、見た後に「これだけ?」というのが正直な感想です。
公式ホームページから引用したストーリーにあるように「虚言」「盲点」「心理戦」などは展開されてはいるのですが、いろいろなことを映像で表現しようとしたがためにすべてが中途半端になっている感が否めません。小説だときっと「心理戦」の部分も面白いのでしょうし、「盲点」の部分も、きっと地の文で読者をミスリードする手法が使われているものと想像できます。
しかし、映像にしたとき、そのすべては「観客」の捉え方によって変化してしまいます。
心理戦は心の読み合いですが、それは役者の演技力にかかります。映像の場合、コマ割りや音楽など、すべての演出効果を動員して初めて理解可能かどうかの瀬戸際になる程度です。
湯川も苦悩するほど苦悩しているようには見えなかったのです。湯川は非常にクールな人間ですから、苦悩することを表現するのはほぼ不可能でしょう。だからこそ、じっくり時間をかけて映像を差し挟んで欲しかったのですが、商業映画という特性でカットされてしまったのでしょう。そもそも全体的に長いですしね。
推理物のストーリー上、偶然が推理に大きな影響を与えるのは仕方がないことなのですが、少し表現があからさま過ぎましたか。
容疑者の隣人が湯川の知り合い(石神)であることから、湯川は石神を疑うことになりますが、この伏線が映像では大きく取り上げられすぎています。ほんの些細な出来事が、事件の真相に絡む、というのが理想だと思うので、もう少し扱いを小さくしてもよかったのではないかと思うのです(具体的には…ポストに入っていた封筒のシーンです)。
でも、トリックも容疑者側の心理も非常にきれいに映像化されていたと思います。
もう少し、観客に提供する情報の重要度の取り扱いを取捨選択した方が、ストーリーが盛り上がるのかなぁと思いました。
もちろん、初めから湯川VS石神の構図であることは分かっているので敢えて、という作りなのかもしれないのですが、せっかくタイトルが「容疑者Xの献身」なのだから、もう少しひねってもよかったのだろうと思うのです。

【評点…★★☆☆☆】映画館で見るほどのものでは…
ストーリーもよかったですし、映像も奇麗なのですが、劇的な音響効果があるわけでもなく、迫力のある映像があるわけでもなし。原作の小説があるという点からも、わざわざ映画館で見る必要はない、と判断します。
もっとも、原作には内海薫はいないようですが…
推理物、という点から後で「見直したい!」という点を感じさせるものでもあれば良かったのですが、丁寧に作りこまれているせいで、伏線がちょっとした引っ掛かりにとどまらず、完全に印象に残ってしまうので、一度見ればいいや、という印象を受けました。
映画館で特段見る必要もなく、DVD化されてもレンタルで十分、という感想を持ったので、この評定となりました。

担当:逢川

「来年のギルドを考える会」開催予定

「来年のギルドを考える会」が来る12月19日(金)に予定されています。
当然のことながら次回公演の話が議題に上がります。
そのほか、毎年作成している「ギルド手帳」についても関係者に配布される予定です。
さて、来年はどうなることか。
内容はブログでアップしていきます。

ようやく本体処理が終了

編集版のDVD化作業がようやく終了しました。
これからパッケージのデザインとDVDレーベルのデザインをして、ようやく完成、というところです。
思ったより時間がかかり、お待ちいただいている方々には本当に申し訳ありません。
全作業が終了すれば、ご協力くださった方々に配布し、それから後HPの販売コーナーにアップすることになると思います。
毎度の言葉で申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちください。

第11回公演DVD編集状況報告2

ようやく第11回公演の本編映像編集が終了しました。
正直言って大変な作業でした。
せっかくの見せ場が人影にならないように映像を選択したり、つなぎ目でできるだけ違和感がないようにするにはどうすればいいのか、など、本当に頭を悩ませた作業でした。
しかし、それもようやく終了です。
レンダリング作業(細切れに編集されている映像データを一本の映像ファイルに出力する作業)をして、特典映像の編集をして…と、まだ作業がありますね。
10月中には関係各位への配布、11月には何とか受注体制にしたいところです。
もうしばらくお待ちください。

(逢川)