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制作としては断腸の思いなわけで

事は2日目(土曜日)に発生しました。
受付の人員が足りず、場内整理をする人数を割り当てられない事態に陥りました。
とはいえ、ない袖は振れないわけで、手立てを考えるしかないわけです。
白羽の矢が立ったのは、今回主演の加藤。
「浅野」として、場内整理&前説をやってもらうことに。
ただでさえセリフ量が多い役なのに、その上、本番前にキャストとして客の前に出るように……つまり、何の前触れもなく、アドリブの芝居を要求したわけです。
彼はギルドの中では裏方担当チーフなわけで、人が足りない事態に陥った責任の一端があると考えたのでしょう。ため息二つを返事に、引き受けてくれました。
本来なら制作は、役者への負担を軽減するために努力しなければならないはずなのですが、負担を積み増すことになってしまいました。
反省しきり、です。